桐ちゃん

はじまりへの旅の桐ちゃんのレビュー・感想・評価

はじまりへの旅(2016年製作の映画)
3.9
森で自給自足の生活。強靭な肉体と人並み以上の知識教養を持ち、サバイバルで生き残る術を心得ている。
父親が施すその教育は、資本主義に飲み込まれて生きることや思考停止した信仰への反感などから成り立っており、多くの現代人の生活と比べると彼らの生き方は輝いて見えます。

そんな一家にある重大な出来事が起こり、子供たちは森の生活と外界の生活の相反する価値観にさらされ、家族内に変化が起こり始めます。

相手を愛するがゆえの行動が相手を苦しめることだとしたら。生き方の正解は一つではなく、それぞれの考えが対立し、今まで一緒だったものがバラバラになる。複雑な問題に思えましたが、それを元に戻すのもまた相手を思う気持ちでしかないんだなと思いました。


ヴィゴ・モーテンセンが相変わらずカッコ良すぎました。(特に終盤)