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クリード チャンプを継ぐ男のromioのレビュー・感想・評価

1.8
まあまあ楽しめるは楽しめる。
しかし、やはりロッキーが俺達には必要なんだ!あのテーマとともにボロボロの男が戦い続けるその姿がいいんだよ。
とどうしても思ってしまう自分が常にいた。
ロッキーのテーマをひたすら待ちのスタンスでいて、流れかけ、クリードのテーマ?に以降していった時は、ああそうそうクリードだと力が抜けた。
もちろん、プロジェクターのシーンは燃えた。いやーロッキーほんといい!

まあ、ロッキーはいったん置いとくとして、最初の感想としては、マイケル・B・ジョーダンの身体付きがバリバリのバリバリで驚いた!!すごすぎ!偉い!
なんじゃその体は!!というライザップ顔負けの仕上がりに。ボクシングっぽくはないけど。

ロッキーの歴史はボクシングの歴史と言ってもいいような感じで、最初はただの殴り合い、ステップを覚え、コンビネーションを覚え、だんだんとボクシングっぽく進化している。今回はスピーディーでしたね。
また、コンランの入場シーンがかっこよかった!!
格闘技好きとしてはやはりここは1番盛り上がるところだとも思います!
映像に関してはロッキーファイナルでめちゃくちゃ進化してるなと驚いて、今回もなんか綺麗でしたが個人的にはけっこう不快でした。

うーん難しいところですが、
やはり、アドニスにあまり魅力を感じなかったのが痛かった。
アドニスすごいいい奴だし、金もあるし、アポロの才能あるし、ロッキーの元に行きサポート万全、理解力のある彼女あり、となんかもう伸びしろがないこの感じ。
それでいて、素人!という驚き笑
トレーニングもちょっと軽すぎないかなど突っ込みたくなるところもあり、それを包み込めるだけのものが彼にはなかったと感じてしまった。
また、女やロッキーの問題などもはたしてなんだったのかと見終わって思った。

映画という、このフィクションの部分とノンフィクションの部分?というのか、そのバランスが難しい。
アクション映画は好きだけれども、格闘技やスポーツ競技の映画はどうもあんまり。試合つまらないし。
クリードをロッキーのようにクリードという映画と見るのか、どうかというのが評価の分れ目だったかなと思います。
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