このレビューはネタバレを含みます
若年性アルツハイマーとなった女性・アリスの家族との生活を描く作品。
終始、自分がなってしまったら、家族がなってしまったらと考えながら観た。
ジュリアン・ムーアの名演は言わずもがな、ただ厳しい現実一辺倒じゃなく、家族が寄り添う部分も見せてくるのが少し救いか。
「蝶」のフォルダを開けて、薬にたどり着くあたりの展開はどうなるかと思ったけど、死を選ぶことすら忘れてしまうという恐ろしさ。
アルツハイマーって家族性のものもあって、検査でアルツハイマーが遺伝しているかがわかるというのは純粋に勉強になった。