メキシコ麻薬カルテル撲滅に向け国防総省の特別チームに指名を受けたFBIのエリートEブラント。チームリーダーのJブローリンは謎の男Bデル・トロと共にメキシコ国境付近で超法規的な作戦を開始する。
冒頭からショッキングなシーンが目をひく。
ほんの20分程度見ただけで、これは面白いと感じた。
法を無視するチームの行動に、正義感との狭間で葛藤するエミリーの歯痒さが伝わるものの、個人的にはルール無視のブローリンチーム側に立っているため、エミリーの存在はウザく感じる💧
でもどうでもいい扱いされるエミリー可哀想。
JブローリンとBデルトロは、悪い雰囲気が満ちており、コイツら確実にワルだって伝わる感じが何とも言えずカッコいい。
メキシコでは表向き良き人間でも、生きるためには悪事に手を染めなくてはならなかったり、法律を守ってもどうにもならなかったり、かと言って目には目をの精神でも悪循環は続いてしまったりと、悲惨な現実が良く描かれており、そのやるせなさがしっかり表現されている良作。
万人への推奨はできないが、こういう題材が好きな人はとても楽しめるはず。