相変わらず面白い!!
難しいけど一周して逆に覚えやすい名前、ドゥニヴィルヌーヴ監督の作品。
一つの信念を持って生きていた女性の前に立ち塞がるなにか得体の知れない大きな闇。
普通の生活とは一線を画すその世界を見て彼女は何を思うのか。
不安感を誘うと同時にどこか心地よささえも感じさせる音楽を聴きながら、その雰囲気を存分に味あわせてくれる。
まさに、映画ならではの映画体験をわかりやすく観客に与えてくれる。
重厚な内容ながらも、どこかアトラクション感といいますか、分かりやすさが魅力。
ほんとこのドゥーンという立ちつくすしかないような感覚たまりません。
日常と非日常のその境の妙も良かったです!
今回はストーリー的にはシンプルでこれはこれで良かったですが。
もっと闇が見たいなんて気もします。