豪華キャスト。マイケル・ファスベンダー、マリオン・コティヤール、更にジェレミー・アイアンズですから、それはもう、演技力や見栄えには華があって素晴らしいのですが、それ以外が全部ボンヤリしてモヤモヤです…(@_@)
設定やストーリー展開は、いたってシンプル。アサシン教団とテンプル騎士団という2つのグループが、マグガフィン『エデンの林檎』を奪い合う、というだけの物語。
500年前の先祖と精神をリンクさせる…なんてトリッキーな設定もありますが、基本は単なるマグガフィンの奪い合いです。
今時、マグガフィンが『エデンの林檎』ってセンスないなぁと思いましたが、それよりも、とにかくキャストの演技以外が、全部ボンヤリとモヤモヤでスッキリせず、せっかくのカッコ良さげなアクションも台無しです。
実際、何がボンヤリ・モヤモヤだったかというと、過去も現代も映像が暗く、変にカラーフィルターで色を着けた上に、靄がかかった様にボヤけてる…過去シーンだけならまだしも、現代のシーンすら幻想的にボンヤリしていて、非常にイライラしました。
『エデンの林檎』の機能なんかも、説明はあるけれど、何だかボンヤリ…。1度も使わないから、怖さなんかも全く説得力なし。
また、ストーリーも、中ボスを倒して、さぁ、ここから!という時にEND…。何だコレ⁉︎ すっごいモヤモヤです σ(^_^;)
観客は、こんなの求めていないよ〜コレジャナイ。爽快感をちょうだい!(*´-`)