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ネオン・デーモンのcanoのレビュー・感想・評価

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)
3.6
余韻がヤバイ。
人が多いところで観た後、気持ち悪くて吐きそうで、挙動不審になりました(笑)

中盤のショーがすごく綺麗で釘付けになる。田舎娘にも、唯一無二の存在にも成れるエル・ファニングの表情づくりが完ぺき。

サラ役を怪演するアビー・リー・カーショウは、実際にフェンディなど有名ブランドの広告を務めるスーパーモデル。「マッドマックス 怒りのデスロード」での悲愴な姿とは打って変わり、美しくも恐ろしい役柄。いつでも、その儚げで印象的な風貌は目を惹く。

出ているとは知らなかったキアヌ・リーヴスには衝撃を受けたし、適役だと思った。

生まれ持つ、人を虜する魅力は、欲望だらけのこの世界では嫉妬を引き寄せ狂気にも変え兼ねない。
自分にも、どろどろとした感情が生まれて、暫く消えなかった。
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