記録。
世界に羽ばたく日本の心。

日本人に生まれて良かった、そう思うことの一つとしてまず「食」があげられますよね。

本作は今や日本を飛び出して世界で親しまれている和食についてのドキュメンタリー。

寿司や懐石料理、日本酒などなど…。
海外の方がこれらを食し「美味しい」と思ってくれるってのは、別に食に携わる人間じゃなくても嬉しいもの。

では和食が如何にして世界に広がっていったのか。そこには日本の食文化を広めるために尽力した男たちがいたのだ。

本作が伝えるのは、海外と日本の料理人および有識者を通して語られる和食の文化と精神性。多くの日本人が忘れている、あるいは見向きもしない事を海外の料理人に言い当てられるとハッとする。

食に対して真摯な姿勢で接する人々の言葉は大変興味深く、決して美味しいだけじゃない、和食の良さを教えてもらえたような気がしました。

う　まる　どぜう＋懐石＋旨味◎

30分くらいのテレビ番組にしたら、より素晴らしいものになると思う。私も美味しいお寿司をあんな風に踊りながら、全身全霊で楽しみながら、食べてみたいな。