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最高の花婿/ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲のmasahitotenmaのレビュー・感想・評価

3.5
多様な人種が混在するフランス社会を背景に、4姉妹の結婚相手をめぐる騒動を描いたコメディードラマ。
フランス映画祭2015におけるタイトルは「ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲」
監督はフィリップ・ドゥ・ショーヴロン。
原題:Qu'est-ce qu'on a fait au Bon Dieu ? (2014)

フランス・ロワーヌ地方シノン。
敬虔なカトリック教徒のヴェルヌイユ夫妻(クリスチャン・クラヴィエ、シャンタル・ロビー)には4人の娘がいたが、
長女(フレデリック・ベル)はイスラム教徒(メディ・サドゥアン)と、
次女(ジュリア・ピアトン)はユダヤ教徒(アリ・アビタン)と、
三女(エミリー・カーン)は中国人(フレデリック・チョウ)と結婚。
せめて末娘ロール(エロディー・フォンタン)だけはカトリック教徒のフランス人と結婚してほしいと願っていたが、
ロールが連れてきた婚約者の青年シャルル(ヌーム・ディアワラ)は…。

1週間後の結婚式を控え、シャルルの家族がやってくるが、結婚に猛反対の父同士(シャルルの父はパスカル・ンゾンジ)は、険悪な関係に…。

「知っているのは、我々と犬だけだ」

「次はきっとロマだ」

いかにもフランスらしいコメディ。
シンプルに笑える。
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