ほとんどポスターに惹かれて鑑賞。
予告も見てなかったからどんなものかと思って見てたけど意外とスッと始まりスッと終わる映画だった。
主人公の周りで起きる出来事は置いておいて、10代ってこうだなと思う。満足してるフリしてるけど本当はどっか満足してない。というか、現状でいいならかもなく不可もない。特に困らずにふっつーに暮らせる。でもそれ以上を求めることはすごく怖くて、一回手に入って仕舞えばその恐怖ってなんだったんだろうって思うけどそこに飛び込むのには勇気がいるし足りない自分を認めることになるから難しい。(特に主人公のような強がりには)
幸せかどうかは本人が決めればいいけど「今以上」の幸せがあるかもしれないという希望を持つことは大切だと思う。
主人公は決して自信がない子でもなくてむしろ自分の賢さにはとても自信があって(それもコンプレックス含めてだけど)自分のことは自分が一番よく分かってるというような口ぶりだけど自分が「可愛い」ってことを分かってない、というかそう褒められた時に驚いてた瞬間に、内にこもっていた時間の長さをちょっと感じた。
あのクソ先生はもうほぼほぼ犯罪だよね笑
お父さんの一発がかっこよすぎて涙出た
夜の街のシーン好き。よかった。
誰かの人生を変えようとかそんな大それたものは感じないけど、私もちょっとリスト作ってみようかなとそんな風に思わせてくれる作品でした。