全編通してパソコン画面でのみ話が進んでいくホラー映画ですが、公開は「search」や「zoom」よりも古く、なんならコロナ禍以前なんですねぇ。
そう考えると結構革新的だったであろう一本。
怖さはあんまりですが死に様が笑えたのでヨシ！
仲間内で繋いだビデオチャット内に、自殺した同級生のアカウントが入り込む。
最初は誰かのイタズラかと思いきや…という話。
自殺に追い込まれた怨念がほぼウイルスのように登場人物達のPCに作用するというのはまさに現代版リングっぽい。
「貞子DX」よりもよっぽど現代らしさがありますね。
正直ホラーとしては怖がれるポイントも少ない気はしますが、テンポは良かったですし、絶叫しながらミキサー(？)に手を突っ込んでいる姿やヘアアイロンを飲み込んで震えている姿はなんか見応えあったんで個人的には満足度高め。
唯一パソコン画面以外が映るラストシーンが、よくある短編ホラーの投げっぱなしラスト感があってあまり好きじゃなかったのと、途中はもう呪いというか仲間内の暴露ゲームでギスギスしていく展開が中心になって行くのはあまり好みではなかったかな。
“なんだかんだ良いやつポジ”だと思っていたローラの親友が、まぁまぁのクズだったと言う…
彼氏が1番精神的ダメージ含め可哀想だったな…笑
