★娘の歌声と歌への想いは、耳の聴こえない家族に届くのか★
思ったよりコメデイ要素が強いのに、
後半涙してしまうバランスの良い映画でした。
娘のポーラ以外耳の聴こえないベリエ家は、
他の人とのコミュニケーションや営む農場で作ったチーズの販売の接客もポーラに任せきり。
ポーラにとってその頼られていることが誇りでもあり、重荷でもあり、
才能を認められた歌を続けるかどうかの葛藤がひしひしと伝わってきて苦しかったです。
まっすぐ力強く歌うポーラの姿と、
その歌声を評価する先生とクラスメイト、
そしてその姿を1秒でも逃すまいと見つめる家族の姿に涙しました。