★何を信じたらいいのか分からなくなる話★
結婚して、子どもを授かった相手が「谷口大祐」さんだと思っていたら、実は全然違う人だった話。
名前は違えど、その人と過ごした時間や生まれた子どもはもちろん現実のものな訳で、何も変わらないような気がするし、
でも名前が違うというだけで、彼が急に知らない人のような気がするし、宙に放り出されたような虚無感を覚えたりする。
それだけ普段名前というものを一つのアイデンティティとして認識してるんだな、と気づきます。
色んな人が自分の過去や家族のルーツ、家族との関係に悩んでいて、胸が苦しかったのですが、息子の悠人くんの言葉に救われました。
最後はぞくっとします。