マカロニウエスタン made in 韓国！って感じで最近見た中だとマグニフィセントセブンに匹敵する血が滾る系のアクション活劇(°▽°)！
悪徳な官吏や貴族が世を支配していた19世紀の朝鮮王朝末期に、民衆を救い権力に立ち向かった実在の盗賊団チュソルの活躍が主に描かれてます。この盗賊団の団員がみな個性的！怪力だったり弓の達人だったり軽業師だったり参謀だから戦わなかったり！色んな戦い方するから面白い！使われている音楽もマカロニウエスタンを代表する「Day of Anger」ですからねこりゃ間違いなしです。
しかし、物語の本流は韓国映画らしくやはり復讐ですね。圧政を敷く最恐最悪の武官ユンに家族を殺され復讐せんと肉切り包丁を武器に戦う丸坊主のトチ。片やユンは太刀を使いこなす武道の達人で超美形という、この対照的で真逆のルックスにびっくりです。普通逆だろって。どちらも大変魅力的ですが、環境が生んだ悪魔と言ってもいい武官ユンというキャラクターは長髪で美形ゆえ「犬夜叉」の殺生丸、FFのセフィロスを連想させます。(ご存知ない方すみません＾＾) そして完全に悪に染まりきれてないところも尚goodです。
韓国にもこんな素晴らしい滾らせ系映画があったなんて！マグニフィセントセブン好きな人はこちらも是非見て欲しい！
