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あした晴れるかの堊のレビュー・感想・評価

あした晴れるか(1960年製作の映画)
2.5
POLYSICSのカヨみたいな芦川いづみが一夜明けた後、むげん堂で買ったみたいなシャツでウロチョロしてるのがかわいい。ひたすら飲んで飲んで歩いて飲んで、で謎のオートバイが中心にある居酒屋やどエロい女給がいる喫茶店へ……。全学連盛り上がってたらしい60年景気良すぎる。写真家にも26歳にも見えない石原裕次郎のヤバ演技も楽しめたほうだけど、中盤以降のギャング(愚連隊?)話になってからの弛緩が凄まじい。体感110分くらいだった。野菜乗せて足折ろうとする拷問に笑う。なんにせよ黒縁四角眼鏡👓大正義すぎる……。野菜ぶつけ合う交差点でのロングショットが一番よかった。この時期の新文芸坐ゴホゴホおじいちゃんばっかりで家で見たかった…。。
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