あした晴れるかの作品情報・感想・評価・動画配信

「あした晴れるか」に投稿された感想・評価

こづ堂

こづ堂の感想・評価

3.5
モダンな雰囲気のコメディータッチの
作品。

なにげなく登場した人物が次の展開へ
思わぬつながりを見せて、まとまりの
いい話だった。

芦川いづみの衣装はけっこう変わるのに、
一緒にいる裕次郎がずっと同じかっこう
なのは気になったw

結局、芦川の裕次郎に対する感情を表す
描写がもっと欲しかったかも。
石原裕次郎主演のドタバタコメディ青春映画。石原裕次郎が新米カメラマン役で東京を探検しながら写真を撮ります。アシスタントに芦川いづみ、スクリューボールラブコメディなんだろうけどそんなに恋愛要素は多くありません。石原裕次郎が婦女子からモテモテキャラなのはいつも通りですが。後半はアクションが多いです。体を痛め付ける場面がなかなか痛々しく目を伏せたくなります。当時の東京の風景が新鮮です。ボウリング場でボウリングのピンを並べるバイトの仕事があったり今とは違う風俗に驚きます。物価も全然違うんですよねみんな早口で元気。
TaiRa

TaiRaの感想・評価

-
メガネっ娘萌えの古典。芦川いづみ可愛くて5割増し。

石原裕次郎が青果市場から飛び出して、トラックの荷台でスーツに着替えるオープニングのノリがなんか良い。めっちゃポップ。軽い。ご都合主義な偶然が頻出する出会いの描き方も、映画の乱暴さが出ていて楽しい。主要人物たちが次々と偶然出会う。黒縁メガネのインテリ女史な芦川いづみが最上級キュート。アンリ・カルティエ=ブレッソンの『決定的瞬間』がどうとかロバート・キャパがどうとか言ってたかな。忘れたけど。スクリューボール・コメディのヒロインとして100点。ウソ泣きしながら生脚チラリと舌ペロリが可愛いじゃんか。芦川いづみかアンナ・カリーナくらいしか似合わないよ、ペロリ。飲み歩いてへべれけな芦川いづみも良い。酔い方リアル。東京探訪の過程もそれとは関係ない時もやたらに移動をしていて、しかも速い。スクリューボールの芸術点は忙しなさだった。後半はなんだか暗黒街モノ風味で、テンション変わってた。ハワード・ホークス風味の詰め合わせ?ヤクザの拷問が地味だけど痛そう。安部徹怖い。救出に向かう一団とのクロスカッティング、電車音の入れ方で焦らせる演出。野菜ファイトの無駄な長さ。オチが猛獣でなるほど。
これ以上に活き活きした映画が他にどれほどあるのか。

味噌汁をこぼす、野菜を投げる、車がぶつかる!場に魅力的な動きが設計されれば後はもう大丈夫。そんな余裕と確信に満ちた演出が最高。

階段を駆け上がる石原裕次郎をワンショットに収める手腕が流石。
それとやっぱり芦川いづみ。運転する姿が超クール。冒頭のマシンガントークも最高。石原裕次郎の足場をさり気なく支えるところなんてもう、ね。

2人のやり取りの合間にも常に運動は存在していてそこから自然とキャラクターが立ち上ってくる。だから2人ともあれほどエキセントリックなのにも関わらず全く無理している感じが無い。
スクリューボールなキャラをストレートに演じるという矛盾が成立してしまっているという奇跡。
か

かの感想・評価

3.0
楽しい映画です。裕次郎が築地の八百屋のせり売とカメラマンの二足の草鞋をはいている人物。突然その職業性は活かさせる。

芦川いずみは気取っていて理屈っぽいスノッブな女性を演じている。メガネとアップの髪型のせいで、芦川はずいぶんと顔がでかく見えるのが気になった。

全体的にドタバタしていて、裕次郎と芦川さんのコンビネーションがもっとみたいと思った。芦川が裕次郎のことを好きだという描写ももっと見たかった。

カラー、シネスコ。
Kunihiro

Kunihiroの感想・評価

3.5
芦川いずみ映画祭にて。いずみさんのラブコメは外れがない。間違いなく今でいうアイドル映画。
最高すぎて観てる間ずっと幸せだった
公道撮影が贅沢すぎる

ただ愚連隊の話になってから芦川いづみとのラブコメパートほど面白くないのと
野菜の使い方がいまいち決まってなかったのが惜しい
堊

堊の感想・評価

2.5
POLYSICSのカヨみたいな芦川いづみが一夜明けた後、むげん堂で買ったみたいなシャツでウロチョロしてるのがかわいい。ひたすら飲んで飲んで歩いて飲んで、で謎のオートバイが中心にある居酒屋やどエロい女給がいる喫茶店へ……。全学連盛り上がってたらしい60年景気良すぎる。写真家にも26歳にも見えない石原裕次郎のヤバ演技も楽しめたほうだけど、中盤以降のギャング(愚連隊?)話になってからの弛緩が凄まじい。体感110分くらいだった。野菜乗せて足折ろうとする拷問に笑う。なんにせよ黒縁四角眼鏡👓大正義すぎる……。野菜ぶつけ合う交差点でのロングショットが一番よかった。この時期の新文芸坐ゴホゴホおじいちゃんばっかりで家で見たかった…。。
浮き草

浮き草の感想・評価

4.5
ブレッソンやらロバートフランクやらなんやらが芦川いづみの口からペラペラ出てくるとは思わなかった。写真それぞれ良いですね。
芦川さんのコメディエンヌ向きな身体能力。メリハリがある。表情の振幅はあまり広くないけど、細かく調整するうまさ。現代的なひとで、今あちこちで特集が組まれる理由がわかった気がする(もしくは国民総アイドルオタク化したためか…)。
活劇以外の何物でもない。やりすぎな大きな身振りの連鎖と飲み物を落とす、車で追突する等の失敗を正確にカメラの前に起こせる演出。一つの画面の中であらゆる人間が活きいきしていることの映画的幸福もパネェ!