ザッツ・エンタテインメントPART2のdesperadoiのレビュー・感想・評価

何よりもまず特筆すべきはジーン・ケリー＆フレッド・アステアというレジェンド2人の共演。そもそも彼らの歌と踊りをごく最近になって観ただけの僕でも感慨深いぐらいだから、以前からのファンにはもう堪らなかっただろう。

だがミュージカル映画だけでなく、マルクス兄弟のコメディ等を差し挟んだ構成は散漫な印象を受ける。そもそも二匹目のドジョウを狙った作品なので趣向を変えようとしたのだろうが、それが裏目に出たように思う。と言いつつ2人が笑顔で握手するラストには目頭が熱くなってしまうのだけれども。