ザッツ・エンタテインメントPART2の作品情報・感想・評価

「ザッツ・エンタテインメントPART2」に投稿された感想・評価

usukurara

usukuraraの感想・評価

5.0
ジーン・ケリーが監督なので、
ザッツエンターテインメント感満載♡
60オーバーのジーン・ケリーと70オーバーのフレッド・アステアがプレゼンテーターで、往年の2大スターお爺ちゃんが歌って踊る傑作
マルクス兄弟まで出てきて大満足だった。
アステア&ロジャースのほとんどの作品がMGMじゃなかったのが残念だけど…。

後年のいろんな映画(特にウディ・アレン)で使われてる音楽、元はこの映画の曲だったのね、という発見が沢山あって楽しい
20年代の映画まであるのに100年近くたっても色褪せないって、やっぱりMGM黄金期は凄いんだなぁ。
絶対次世代にのこしたい!
無人島に1本だけ映画を持って行くとすれば、迷った挙句にこの作品を選ぶだろう。
それってDVD?フィルム?電気は?映写機は?そもそもナゼ?なんて無粋なことは言いっこなし。とにかく"もしも"の話。

これまで見てきた作品の中で、もっと心に残っていたり衝撃的だったり、好きだったりするものはたくさんある。

しかし、無人島での生活の中で実際に映画に触れるとしたら、もっとも"映画的"だと考えているものを求めると思う。
もう生きていくので精一杯なんだから、ほんの2時間強だけ夢の中に浸ってアタマを休めたい、そう思うのではないか?

そう考えると、ワタシはこの作品に映画としての定義のほとんどを勝手に詰め込んでいるようだ。

フレッド・アステアもジーン・ケリー も、その黄金期をワタシは体験していない。

ビデオが普及する直前の80年代前半、クラシックフィルムのリバイバルブームが到来した。それまでいくら待っても#銀幕 でお目に掛かれなかったMGMのミュージカル映画やフォックス、パラマウントのスペクタクル映画がまるで新作ロードショーのようにドッと公開され始めた。『バンドワゴン』『雨に唄えば』『巴里のアメリカ人』『イースターパレード』etc...。これらは全てこのときに#映画館 へ足を運んで観たものだ。

総天然色、テクニカラー、シネマスコープ、とてつもない人数のエキストラ、突然始まる歌と踊り、中世のコスチューム、それまでアメリカン・ニューシネマやモノクロの人間ドラマ、あるいはSF超大作みたいな作品にしか触れることのなかったワタシはすぐさま目を奪われ心掴まれ、要するに虜になった。

中でもMGMミュージカルは異彩を放つ別格のジャンルだった。そこは完全にイリュージョンの世界。豪華なマジックを観ているようで、まさに"ザッツ・エンターテインメント"だった。

そのMGMミュージカルの"いいとこどり"がパート1~3まで続くこのシリーズ。

過去の名場面集で、しかもそんな、作品の切り取り継ぎはぎだというのに成立し、かつオモシロい、イヤ最高なのである。

流れるような浮かぶような、まるでアイスダンスのように、それとなく物凄いアステアと、五輪の体操競技のように変幻自在でアクロバチックなジーンケリー。

この2人が、『パート2』ではホストとなって共演し、あろうことか一緒にダンスまで踊っている。しかも結構ガチで気合入っている。

それはあたかも、唯一の共演作品『ジークフェルドフォーリーズ』の続きを見ているかのようだ。

ワタシはこのシリーズを観るたびに、古き良き"過去の遺物"ではなく、常に新しい"エバーグリーン"として受け止めてしまっている。

最後にアステアとジーン・ケリーが握手を交わす笑顔が、ワタシはうれしくてたまらない。
mikoyan358

mikoyan358の感想・評価

4.0
2009/3/10鑑賞(鑑賞メーターより転載)
ジーン・ケリー&フレッド・アステア!この2人がパーソナリティで、パワーとエレガントの競演という感じで踊るのを観ているだけでももうご飯10杯分という感じ。前作も楽しかったが、もうこれは単なるダイジェストを通り越してもはやアトラクションの域。今回はがっつりミュージカルという感じではなくキャサリーン・ヘップバーンとかの大御所やマルクス兄弟なんかも出ていて、どちらかといえばMGMのレジェンドメンバー顔見世興行という感じではある。でもまあ楽しいことには変わりはないし、終わって何故かありがとうと言いたくなる。
pier

pierの感想・評価

4.4
アステアのダンスが素敵。
そして、歌うロバート・テイラーを見れて幸せです。
ジーン・ケリーとフレッド・アステアが往年の名作の数々をオーディオコメンタリーで振り返りつつ、たまに挟むダンスシーンが良かった

締めの水上スキー女のヤバさ、あれ下手したら死ぬじゃん

MGMという会社の作品群のヤバさが、改めて実感できる
技術は今の方がよっぽど凄いのに、当時の華やかなハリウッドにはどうしても敵わない...

ジーン・ケリーの楽しそうな笑顔と歌とダンスには、逆に悲しくなる
1899年生まれのフレッド・アステアお爺ちゃんは踊り狂ってて凄かった!

こんなキラキラした時代のアメリカを見せられると、トランプが「MAKE GREATEST AMERICA AGAIN」みたいなこと言い出すのも、分からないではないよな〜...
フレッド・アステアはやっぱり天才だなと思いました。
勉強の為に鑑賞。
パート2は ジーンケリーとアステアがアテンドしながらダンス演出が入るので、楽しくお腹いっぱいです。
undo

undoの感想・評価

4.2
世界はステージ!すべては映画の中に。

個人企画、秋のミュージカルまつり第4弾。
メトロ・ゴールドウィン・メイヤー(MGM)社創立50周年記念作品「ザッツ・エンタテインメント」の2年後に公開された続編。
前作では紹介しきれなかった作品の名場面を中心にダイジェスト的に楽しめるアンソロジー映画。ガオー‼︎

紹介される曲やシーンのセレクト、そしてプレゼンター(ナビゲーター)と大満足だったので、前作より断然良かった!
まず、前作ではBGMでうっすら聴こえる程度だった大好きな「ザッツ・エンタテインメント」が何回も流れる。いろんなアレンジや歌詞で楽しめるところが素晴らしい。
オープニングがいきなり最高。「バンド・ワゴン」でこの曲をみんなで歌って踊って合体する名シーンを編集したもの。

そしてそして、今回のプレゼンターはジーン・ケリーとアステア先生の2人に絞られているところも良い。MGMミュージカルの2枚看板…。2人のダンスと歌も!76歳のアステア先生の華麗なステップ!

前半はこの調子で進むので、あっという間。後半からはミュージカル映画以外のコーナーもいろいろあって、「ターザン」や「名犬ラッシー」まで出てくる、ややカオスな展開に。「ええい、他の映画はいい、ミュージカルを映せ」となるものの、これはこれで勉強になるので、まあ良しとする。

他に感想いろいろ。
シナトラって意外と踊れる。
改めて見るとレスリー・キャロンとシド・チャリシーのダンスはとても美しい。
アステア&ロジャースはやっぱり最高。

前作が「雨に唄えば」編とすると、本作はまさに「ザッツ・エンタテインメント」編。どちらもMGMミュージカルを象徴する曲。これはぜひセットで鑑賞することをお勧めしたいところ。



秋のミュージカルまつりラインナップ
第1弾「シェルブールの雨傘」
第2弾「ザッツ・エンタテインメント」
第3弾「マイ・フェア・レディ」
第4弾「ザッツ・エンタテインメントPart2」
第5弾⁇?
第6弾???
holly

hollyの感想・評価

4.1
「ザッツ・エンタテイメント」の翌年に公開。
まさに続編です。
MGMミュージカルの名シーンを詰め込むという趣向はPart1と同様ですが、前作では取り上げきれなかったけどMGMを語るうえでは外せないミュージカル映画のハイライトが盛り沢山。
2016年現在になっても国内でソフト化していない作品がぼちぼちありますが、それらのシーンも見ることが出来るので映画資料としてもたいへん貴重な作品ではないかと思います。(特にエスター・ウィリアムスの水上スキーは興味深いです…)

そして今作で素晴らしいのは、なんと言ってもフレッド・アステアとジーン・ケリーというミュージカル界の二大スターがプレゼンターとして共演していること!
それもただ紹介するのではなく、“That's Entertainment”や“Be a clown”の替え歌で次のシークエンスへ繋げたり、軽いステップも披露しちゃったりなんかして、まさにエンタテイメント♡

前作でMGMミュージカルの魅力に気付いた方には、絶対外せない映画だと思います。
tohtan

tohtanの感想・評価

3.9
ザッツ・エンターテイメントの第2弾!今回は監督にジーン・ケリーを迎えて名シーンの連発です。やはり文句の付けようがありません。これだけの内容を選ぶのが難問であったと思います。これぞミュージカルの金字塔です。
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