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ザッツ・エンタテインメントPART2のよのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ザッツエンターテイメントパート2です。
やっぱ前回が良いとこ使いすぎて若干レベルダウンしてる感は否めないが、それでも良いシーンは沢山あってよかった。このシリーズはミュージカル映画のカタログとして優秀。

そして前回はいろんな俳優が紹介する形式だったが、今回はジーンケリーとフレッドアステアの二人が進行する形式。
そのパートはどれも気合が入ってて見てて楽しい。特にジーンケリー紹介パートでカラーからモノクロに変わるとこの演出と、アニメーションの紹介パートが好きだった。

あと、フレッドアステアはおじいちゃんでもダンスうまいし上品だなぁ…。やっぱり素敵だったわ。それにジーンケリーとかを見てて思ったけど、昔のスターは顔が良くてダンスも出来て演技まで出来ないといけないんだから格が違う。素人との区別が曖昧になってる今と違って圧倒的に選ばれし人間なんだなと感じた。


以下良かった映像、音楽等リストアップ

【映像】

「レディ・ビー・グッド」より
魅惑のリズム
※映像のコントラストとダンスが男前でカッコいい!

「ザ・ベル・オブ・ニューヨーク」より
アイ・ワナ・ビー・ア・ダンシング・マン
※青いバックと砂の音、フレッドアステアのダンスの調和が良い。シンプルな分ダンスの良さが際立つ。

「ラブリィ・トゥ・ルック・アット」より
煙が目にしみる
※ディズニーかよ!ロマンチック爆発ダンス。ララランド元ネタ??

「絹の靴下」より
オール・オブ・ユー
※やはり素敵なアステアのダンス。紺ブレのファッションもめちゃ良い!シネスコープ良き。

「踊るアメリカ艦隊」より
スウィンギン・ザ・ジンクス・アウェイ
※レディービーグッドでも思ったがエレノア・パウエルやばいかも。めちゃ良き。

「情欲の悪魔」より
テン・センツ・ア・ダンス
※やっぱシネスコープの画角なんでも良く見えて好き。

「巴里のアメリカ人」より
ステアウェイ・トゥ・パラダイス
※ミュージカル映画らしい豪華セット

「メリィ・ウィドウ(1934年版)」より
メリィ・ウィドウ・ワルツ
※人が多すぎてマスゲーム的な面白さと謎の凄みがある。

「舞踏への招待」より
シンドバッド
※アニメーションとジーンケリーの融合かわいい!

「小さな町の娘」より
テイク・ミー・トゥ・ブロードウェイ
※一発撮りの良さもあるし、ずっと跳ねてるのがポップでアイコニックでかわいい!CM的な面白さがあってかなり好きだった。

「雨に唄えば」より
ブロードウェイ・バレエ
※雨に唄えばやばいな。踊りのシーンのレベルが全部高い。もっかい見たくなってきた。

「いつも上天気」より
アイ・ライク・マイセルフ
※ジーンケリーすごすぎる…!!ローラースケートなのに身のこなしが美しすぎる!これはやばい。運動神経良すぎ。


【音楽】

「キス・ミー・ケイト」より
フロム・ディス・モーメント・オン
コール・ポーターの曲

「キャビン・イン・ザ・スカイ」より
テイキング・ア・チャンス・オン・ラブ
※初めの口笛が特に好き

「ガール・クレイジー」より
アイ・ガット・リズム

「雨に唄えば」より
グッド・モーニング

「上流社会」より
ナウ・ユー・ハズ・ジャズ
※入りがめちゃ良い!!

「恋の手ほどき」より
とってもよく覚えている
※歌詞がかわいくて好き
よ