せんぷうき

スター・ウォーズ/最後のジェダイのせんぷうきのレビュー・感想・評価

3.3
スター・ウォーズは一作目(エピソード4)から追いかけ続けている事もあり、新しいエピソードの度に一喜一憂する。旧三部作(4~6)は文句なく良かったが、次の三部作(1~3)は好きな所もあり嫌いな所もあり。そして、新三部作....エピソード7は最初に映画館で観た時はまぁまぁの印象だったが、やっぱり何だか前の話の繰り返しにしか思えなくなってきたし、登場するキャラクターもあまり好きになれない。何かが違う....

さて、エピソード8である。意味深な「最後のジェダイ」である。やっぱり、何か違うという感覚がずっと付きまとってはいたが、「フォースの覚醒」よりは全然イケてる。一部で「帝国の逆襲」の焼き直しでは?と思う個所もあったが、所々で、それ放っちゃうんだ、あなたそんな能力が、あなたも出てきましたか、という驚きの部分もあり150分以上の上映時間ながらあまり長さは感じず。

しかし新キャラの事はよくわからない上にあまり思い入れもない。ポーとフィン...主役の一角だったのでは?何かあまり目立った出番がなかったような.....カイロ・レン....被り物どうした?....スノーク....前作も出て来たけど、ところであんた誰? そして旧キャラもぞんざいな扱い。R2....ほとんど出番なし。3PO....ちょこちょこ入るけどユーモアが足りないかなぁ。チューイ....ちっこいポーグとかいう奴にキャラ負けしてるし。

まぁ、色々といちゃもんをつけてしまったが、ジェダイ・マスターになったルークが帰ってきたのは素直にうれしい。そして、今回は見せ場が沢山ある。ルークにはライトセイバーがよく似合う。そして最後も.....このあたりが観れただけでも良しとしなくてはね。

エンドクレジットで、MARK HAMILLから順に名前が映し出されるが、最後に ”in memory of ....” と出た時に、何故か涙がこぼれてきた。もう画面で観れないと思うとね。
May the Force be with you...
せんぷうき

せんぷうき