遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
新年一作目はこれ。
と言っても12月に観たいのがたくさんあって、長く公開してるであろうこの映画が後回しになったぐらいですから、コアなスターウォーズファンではないです。とは言え無視は出来ない。
なるほどこれは微妙ですね〜。ツッコミどころをあげれば、きりがない。でも、それらを含めて愛おしい。まあ、スターウォーズという大きな十字架を背負っている以上、普通に楽しめる程度では満足には至らないんですが、、。
個人的にはキャラクターの弱さがちょっと残念です。特にダースベイダー好きなんで、悪の弱さが物足りない。レンは迷える悪としてのいわば成長期なんで仕方ないですが、悪に全宇宙を支配するという圧倒的な巨悪感がない。戦いも局地戦で追い込まれ感が薄い。ジェダイやフォースという根幹の事の扱いにも迷いを感じる。
それと、一番の問題は自分自身が、「痛みのない戦争」を純粋に楽しめなくなったのが大きいです。これはこの映画のせいではないけれど、、。
まあ、三部作の二作目というのが微妙な存在だから仕方ないかもしれません?
野球で言えば2番打者の役割。
着実に送って次の打者に託す。そう言う意味では最低限の仕事はしたのかなとは思います。その分次の打者にはプレッシャーがかかりますが、、。
思えば第一シリーズの二作目「帝国の逆襲」は単に次に繋ぐだけでなく、送りバントをしない打てる2番打者だったと思います。まさに最強の2番打者。それが故か、そこがクライマックスみたいになって、三作目に失速した感はありました。
この新シリーズの二作目は、多くの人が思い入れの大きい第一シリーズの続きのシリーズとして、どう繋ぎ着地するのかという重圧がある中、何とか次に繋ぎ、最後のチャンスに賭けた感があります。
ただ、何となく想像できるような終わり方で、ちょっと心配にはなりますが、私の不安など吹き飛ばす快作を期待したいです。
壮大な「宇宙をまたにかけた親子喧嘩」は、血縁関係が薄れていく中で、どのような結末を迎えるのでしょうか?