スターウォーズは特色ある惑星各々を観れるのも楽しみの１つなのだけど、今シリーズはあまり惹かれる星がないのが残念に思っていた。
惑星はタトゥイーン、ナブー、カミーノが各々独自の雰囲気があって好きでまた出てきたらいいのになと思っていた。
けれど今作のパサーナのお祭りのシーンは色彩豊かで生き生きしていて良かった。
これまでよりも技術は向上している筈なのに度肝を抜くような目新しさが無いように感じるのは何故なのだろう。
詰め込みすぎて描写も展開も目まぐるしいから逆に印象に残りづらい感じがある。
スターウォーズのチェイスは好きで今回も映像技術は凄いし疾走感もあるしで面白かったけど私の中でポッドレースを超えなかった。
このシリーズで気に入ってるのは架空の生き物達やドロイド達。愛嬌があってとても可愛らしく描かれていてホッと場を和ませる役割を担ってる。むしろ人のキャラクターより良いと思ってしまう。
キャラクターだとカイロレンは特にこの作品とても良かったけど味方軍のレジスタンス側は相変わらず旧シリーズのキャラクターに頼ってる感もあり今までのようなワクワクするような光ったキャラクターが居ない。人数はどんどん多くなるけどウーン。。
フィンは冒頭、あ、少し凛々しくなった？って思ったけど相変わらずレイレイばっか言ってるし。
ベニチオ・デルトロのキャラはちょっと気になってたけど今回出てこなかったな。
タトゥイーンはもう出てこないの？と思っていたら最後の最後に戻ってきたのはとても良かった。レイがスカイウォーカーとして帰ってきて素晴らしいラスト。
オープンニングを映画館で味わう事を目的に期待感はあまり持たずに観たけれど、総じて言うと予想外に良かったと思った。
印象的なシーンはおなじみオープニング、ハンソロとベンソロのシーン、レイとベンのラストシーンでのベンの笑顔、
タトゥイーンのラストシーン。
とても良かったし泣けた。
結局何だかんだでスターウォーズを映画館で観れるのは貴重な事で嬉しいのは確かだった。
