coさんの映画レビュー・感想・評価

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希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

御殿場のとらや工房で行われた「移動映画館キノ・イグルー秋のシネマナイト」にて鑑賞。

無機質なようで暖かみのあるどこか懐かしい雰囲気や淡々とした独特の間合いが個性的と感じたアキ・カウリスマキ監督作品。
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

何の予備知識もなく監督目当てで鑑賞。
冒頭タイトルの下に小さくPart oneとありそんなに壮大な映画だったのかとそこで初めて分かった。
どうやら原作は60年代の有名なSF超大作のようで、長いことから
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.9

80年代のイタリア ひと夏の思い出の話。
ボーダーとサングラスとSONYのカセットプレイヤーと本
主人公のこの雰囲気がとても良かった。

コードネームUNCLEのアーミーハマーも良かったけど、やはり主
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

ずっと宇宙に憧れてきたけど一番の出会いは彼らじゃない。君だ。
なんだかこのセリフがこの映画を物語っているようで想いが込み上げるシーンだった。

世界12カ国に降り立つ謎の殻のような宇宙船。侵略なのかは
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

3.9

フランシス・ハ、20センチュリー・ウーマンのグレタ・ガーウィグが監督の若草物語。

南北戦争最中父親が出征し、優しく堅実で慈悲深い母親と各々性格の異なる姉妹4人での暮らしぶりと成長したその後のストーリ
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ラブ&ドラッグ(2010年製作の映画)

4.0

ジェイクギレンホールは底抜けに明るくて軽いセールスマン。アンハサウェイは明るく執着しない強い女性。
序盤、軽い…とてつもなく軽快すぎるタッチのラブコメ。
出てきた医師の発言にドン引きしつつもしばらく見
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.1

娘にとって父親は永遠に理想の相手?
いやいや父親は娘にとって永遠に理想の相手でありたいと願うもの。そんな事を感じる映画。

ひょんな事から父親と夫の浮気疑惑の捜査をする羽目になる主人公。嫌々ながらも父
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

アニメを一気に観てその勢いでレビューを書きそのまま映画を鑑賞してきた。
とにかくこのアニメを観てみたら映画への期待しかなくこれが映画館で観るとどんな感じなのか観に行かないと、と。
原作はアニメまでの巻
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

4.0

娘が犯罪の被害にあった父親が…という話は個人的に苦手で敬遠しがちなテーマだけど最後までそこまでの嫌悪感もなく観れた。
サスペンス色の方が強かったし、役者のヒュージャックマン、ジェイクギレンホール、ポー
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

少し前に鑑賞。
1番好きなシーンは夕暮れの車道をスケボーで下っていくシーン。
流れてる音楽もとても雰囲気が良い。

90年代は今思うとワクワクするカルチャーが次々に溢れ出ていたような気はする。今のよう
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行き止まりの世界に生まれて(2018年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリー映画を観たのはもしかして初めてなのかもしれない。
そのくらい脚色がないのに印象深く心に残る映画。
カメラは主人公たちの近くに寄り添い、カメラを向けられ傷ついた自分をさらけ出すたびに自分
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.0

ミッション:8ミニッツと似ていてシンプルな場面設定、登場人物はさらに削ぎ落としてほぼサムロックウェル。
宇宙の壮大な派手な演出は皆無で月面基地の無機質で無音で孤独な世界のみが延々と続いていく。
そのシ
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.0

小さい頃、父が食事の後たまに宇宙の話をしてくれる事が好きだった。現実を軽く飛び越えた宇宙の壮大さにワクワクしたのを覚えている。
そのことを思い出させてくれた映画。
頭の悪い私にはその話の全部を理解する
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めがね(2007年製作の映画)

4.5

映画館で観た時は、うんうん癒されたなーって感じだった。
心が疲れてる今改めて観るとなんだかしみじみと染みた。
朝の空気が気持ち良かったり、身近なご飯がご馳走のように美味しそうだったり、みんなで適度に身
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L.A.コンフィデンシャル(1997年製作の映画)

4.5

以前観て内容はほぼ忘れていたけど面白かった記憶がありとても観たかった映画。
3人の刑事のキャラクターが立っていてそれだけでもう面白い。暴力的だが優しいバド(ラッセルクロウ)悪徳で軽快なヴィンセンス(ケ
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幸福なラザロ(2018年製作の映画)

4.5

何が一体幸せで正しいのか。自分の物差しでは全く測りきれない。そんな事を考えさせられる映画。
村民は騙されながらも慎まやかな生活を送っている。しかし詐欺が明るみになり、小作人制度から解放され晴れて都会へ
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

スターウォーズは特色ある惑星各々を観れるのも楽しみの1つなのだけど、今シリーズはあまり惹かれる星がないのが残念に思っていた。
惑星はタトゥイーン、ナブー、カミーノが各々独自の雰囲気があって好きでまた出
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.0

序盤は主人公が変わっての話なのかなと思ったけど、やっぱり主人公は変わらず悪夢のようなデスディを繰り返すことに。でも悪夢の一日は同じようで少しずつ何かが違う?
意表を突いた展開でまた面白くてあっという間
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.0

とても観たかった映画。期待を裏切る事なく面白くてあっという間に見終わってしまった。
青春×ホラーサスペンス×コメディといった感じでホラー見慣れていないけど見やすかった。
主人公のキャラクターも面白い
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

一番心に残ったシーンは、主人公アーサーの憧れであったロバートデニーロ扮するマーレイ・フランクリンがアーサーに問いただすところ。観客からそんな奴つまみ出せ!と罵倒されるアーサーに対してきちんと向き合って>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.3

まず音楽がカッコいい。その年代の音楽がノンストップで流れる。サイモン&ガーファンクルやママス&パパス、ディープパープルなど選曲がとにかく良い。
50年前のLAをCGに頼らず全て本当に再現してしまうとこ
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ロケットマン(2019年製作の映画)

4.0

ど派手なエンターティメントと独特のファッションセンス、サービス精神旺盛なのが度々クスッとしてしまう。
そしてそれに負けない素晴らしい音楽。
ピアノで奏でればその世界に一気に引き込まれてしまう。

印象
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.3

子ライオンのシンバ見たさで観に行った。シンバはもうずっと見ていたいくらい可愛かったけどそれ以上に予想を上回る素晴らしい作品だった。
大自然の中で生き生きと活力のみなぎる動物達の動作や肉づきや毛並み感や
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ミッション:8ミニッツ(2011年製作の映画)

4.0

サスペンス満載で謎がたくさんの冒頭シーン。挙動不審で怯えるジェイクギレンホールの演技に一気に引き込まれる。
この映画、場面がシンプルでほとんど変わらないのに次はどうなる?と飽きさせない。特にジェイクの
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.5

月面着陸に至るまでの光と陰の陰の部分に焦点を当てているところに好感が持てた。
様々な多大なる困難や苦悩を抱えながら命をかけて世界で初めての月面着陸を成し得た時、男は何を思ったのだろう。
万歳!なんてシ
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.5

前作を予習してから今作を観賞。
前作はニコニコ笑っていることが多い印象だったけど、続編のメリーポピンズはツンツン度が増していて、子供たちに表では厳しく密かに優しいのは原作のメアリーポピンズにより近い気
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

4.5

小さい頃に大好きだった原作に対してディズニーのメリーポピンズは原作からかけ離れてる雰囲気があったりで今までは敬遠していたが、続編が気になり前作であるこちらを鑑賞したらとても楽しい映画だった。
ディズニ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.9

Bohemian Rhapsodyを創るシーンは湧き出るアイデアを形にしていく様が純粋に音楽が好きなのが伝わってきて観ていて楽しかった。ロックにオペラを織り込むことや右から左へ音を出したり当時独創的で>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

5.0

家に憑いたゴーストが長い時間と空間を超えて自分の存在意義、
生きてそこに在り続けるということは、
死んで居なくなるということは、をゴーストの視点から一緒に体感できる不思議なストーリー。

映像はもちろ
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セインツ -約束の果て-(2013年製作の映画)

4.2

ケイシーアフレックとルーニーマーラのデヴィッドロウリー作品。個人的にア・ゴースト・ストーリーが気になっているので観賞。
期待通り静かで綺麗な映像が引き込まれる。
斜光や暗闇が多い印象で全体的に雰囲気が
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パディントン 2(2017年製作の映画)

4.5

続編もとても良かった!
特にパディントンのアップがスローモーションになる印象的なシーンが最初と最後辺りにあってそのシーンの目の表情が素晴らしかった。すごい表現力だと思った。ペルーとロンドンでそれぞれ違
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パディントン(2014年製作の映画)

4.5

通して全てが可愛らしい。
ロンドンが舞台で暖かみのある配色の街並みや建物やインテリアが魅力的。
ドールハウスが可愛いくてふとウェスアンダーソンを連想したけどこちらのセンスの方が私は好み。こういう配色が
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アノマリサ(2015年製作の映画)

4.3

奇想天外なストーリーでおなじみの脚本家カウフマンの作品。
もれなくこちらもとても変わったストーリーだった。
なにも知らず見始めたらストップモーションアニメ。しかも人形の顔には変な線が入ったままなのに、
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.9

若干16歳の天才詐欺師フランクと堅物で実直なFBI捜査官カールとの何年もの追いかけっこストーリー。
見所は初めて二人が顔を合わすシーン。
これぞ天才詐欺師といった感じで瞬時にポンポン切り返す頭の良さと
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