美女と野獣のBmのネタバレレビュー・内容・結末

「外見にとらわれてはいけない」という寓話だと思っていたのでタイトルにある美女とは「心が美しい女性」だとばかり。普通に見た目が美人だったとは…

映像は美しいものの、2時間オーバーするほど内容が詰まったストーリーではないのでかなり退屈。

最近は役柄に人種を合わせないことが多いとはいえ、フランスの片田舎に黒人がいるのは不自然では？衣装やメイクをファンタジーっぽいので実在の地名を出さなければ違う世界のおはなしだと受け入れられるのだが。中途半端に人種問題を気にして帳尻合わせアピールするくらいならモブに黄色人種も出すなり、すべての登場人物を有色人種にすればいいのに。
王子がアニメ版より知的に描かれているのもただ感情に振り回されるばかりの特権階級の男性だとモラハラとかＤＶとか言われるからなのだろうか。
なんだか世知辛さを感じる映画だった。