ナマステ銀次郎

スティーブ・ジョブズのナマステ銀次郎のレビュー・感想・評価

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)
3.8
セリフの言葉尻を追い出すと専門用語やら独特の表現やら頭混乱しそうになるけど、そこを無視してしまって役者の表情や周りの状況だけ見るとホントにシンプルな映画。
よくある「生きて死ぬまで」の伝記作品ではなく、今やいわゆる「意識高い系」の人たちの神として崇められるジョブズの人間としての不安定さを新製品の発表会という限定的な場面にのみ絞って描く意欲作。
imacの発表会へと向かうラストシーンのカタルシスがハンパじゃない。

しかし鑑賞直後の感想はひとこと。
「こんな人と働きたくない」