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スティーブ・ジョブズのkumadaのレビュー・感想・評価

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)
3.0
私がIT業界に入ったのは1999年。初代iMacが発売されたのもちょうどその頃でした。当時の私はiMacが大嫌い。マウスは使いにくいし、アプリはすぐにOSを巻き込んでフリーズする。こんなマシーンを使うヤツの気がしれませんでした。会社ではWindowsとLinuxを、自宅ではLinuxを使ってました。しかし、OSXは私を変えました。私は大のマック信者となり、UNIXベースのOSを採用するクールな経営者スティーブ・ジョブズが好きになりました。スティーブ・ジョブズの伝記は全て読んでます。なので、遠くから崇めるくらいが最適で、親しくなりたい類の人間ではないことは十分に理解しています。それでもやっぱり彼の人生は私を魅了します。彼の「現実歪曲フィールド」のなせる技でしょうか。閑話休題。本作は、3つのプレゼンテーションの舞台裏を背景に、娘リサとの確執と和解が描かれます。「1984年Machintosh発表会」では最低な父親だったジョブズが、「1998年iMac発表会」では、舞台裏でリサが見守る中、ジョブが聴衆から拍手喝采を受けるシーンは良いですね。映画の中に後のiphoneやipodにつながるセリフが出てきます。
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