久しぶりのガス・ヴァン・サント監督作品。死を覚悟して富士の樹海へ足を踏み入れた２人が、生きるために彷徨い続ける物語。
サント作品だから絶望的かと思いきや、とても優しく、「死」がテーマながら「生」について深く考えさせられた。
海外の作品でありながら、音楽や、魂の定義がとても日本映画らしい。スピリチュアルなテーマながらも、感情移入してしまった。
渡辺謙の「英語が喋れる日本人」の演技も僕は上手いと思った。
好き嫌いがわかれそうだけど、僕は好きな作品でした。
しかしあの富士の樹海の撮影、どうやったんだろう。美しかった。
