まー

インフェルノのまーのレビュー・感想・評価

インフェルノ(2016年製作の映画)
4.0
「ダヴィンチコード」「天使と悪魔」に続く
ロバート・ラングドンシリーズ第三弾!

前作を鑑賞した時に
原作の方が面白いと聞いていたので
本屋で全作大人買いをし
未だに本棚で埃を被ったままです。
(´Д` )(´Д` )(´Д` )


開始早々から怒涛の展開で
まさに息をつく暇もないくらいに
ノンストップで進んでいきます。


冒頭からの設定で
ラングドンが記憶を無くしてるところから始まるので
観てる方もそれを辿りながら追体験できる感覚が面白いし
アドレナリンも上がってくる。


全体を通せば上質のサスペンスに仕上がってるんだけど
これをラングドンシリーズとして観てしまうと
些か物足りなさを感じてしまう。



ラングドンシリーズの面白いところは
歴史のミステリーを辿りながら事件の真実に近づき
結果語られて来なかった歴史の影を垣間見させるところにあると思う。

今回もダンテの地獄編を起点に事件は動き出すけど
前2作に比べるとどうもインパクトに欠けている
もっとフリーメイソンやイルミナティを絡ませて時の権力者に書き換えられた真実の歴史を観たかったというのが個人的感想。

ゾブリストの思想も過激だとは思うけど
人類救済を唱えてるという偏った正義の名のもと動いてるという点も面白い。

許される事ではないけど
どこか憎めないというか
純粋な悪じゃない分人類の警笛のように思える。


あーだこーだ言っても面白いんだけど
これも恐らく原作の方が面白いんだろうなぁ



あとフェリシティ・ジョーンズの喋り方が好き。
(*´艸`)
まー

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