少年が、認めたくない、受け入れたくない事を受け入れるまでを描いた作品、でいいのかな。
今ひとつピンと来ませんでした。
僕的には、この作品の「乗り越えられる」ってスタンスよりも
マンチェスターバイザシーみたいに「無理に乗り越えなくてもいい」ってする方が好みかな。
見ていて、地面が崩れて母がクレパスに落ちていくのを助けようとするシーンで、漫画のCIPHERでロイが同じような夢を見て「また止めることができなかった」ってシーンを思い出しました。
やがて現実での人間関係や状況や本人の成長でその夢の内容が変わるのですが、この作品ではその変化が足りてない気がした。
きちんと理解して受け入れて成長するにはもう少し時間がかかるだろなって。
世間の評判はとても良いので、僕の勘違いや観る力が足りてない可能性が大ですが。