[20170307]数年前にテレビで観た『アンダルシアの虹』から題名を聞き、NHKアーカイブスで視聴。ちょっと小恥ずかしいカットも多々ある気はするが、『夢の島少女』と『アンダルシアの虹』を埋める作品として納得。明確な物語があるというよりは、表現主義的に成功しているタイプだと思う。1カット内の動きにしても物語的に意味ある行動をしてるとは限らないのだが、クラシック音楽と共にカット同士をモンタージュすると、こんな風にもなるのだなと。あとは配役の妙だと思う。中尾幸世以外の人物も含めて。個人的には『アンダルシアの虹』の方が好き。
