四季~ユートピアノの作品情報・感想・評価

四季~ユートピアノ1979年製作の映画)

製作国:

上映時間:90分

4.2

『四季~ユートピアノ』に投稿された感想・評価

4.2
210件のレビュー

主人公(中尾幸世)はピアノの調律師、東北で育ち、両親と兄を幼い頃に喪い、祖父母に育てられる。
東京に出てピアノの仕事につき、その後、調律師としていろんな人と出会い、別れる。
映像に引き込まれ、中尾幸…

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N
-
このレビューはネタバレを含みます
すごい。まさに今の気分だ
たっっぷりの三つ編みが似合ってて美しかった
TO
4.0

一歳、母のミシンの音を聞いた 二歳、父の靴音を聞いた 三歳、古いレコードを聞いた 四歳、兄とピアノを見た 大きなピアノだった さわるとダイヤのような音が おなかの中にひびいた 調律 音を出すと子ども…

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子供の頃に居間のTVで途中から観たため、最初はドキュメンタリーかと思っていました。ドラマだと判った頃にはすっかり作品世界に魅了され釘付けになっていたものです。

基本的にプロの俳優を使わず、その場の…

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1日1日を鮮明にしておきたい 忘れたくないと思って日記とか付けるんだけど、これくらい断片的でも続いていけばいいのかもってなんか思った 家族のこととか人の手つきとか風景とか 思い出せない景色もあるけど…

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kazco
-

初めて知ってから10年くらい見よう見ようとして観ていなかった作品。
監督が女優の中尾さんを撮りたいという気持ちがひしひしと伝わってきた。
間違いなくミューズなんだな。
というか中尾さんに恋をしすぎて…

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友達が好きな映画。その子がワークショップでゆれる手を撮ってた。そんな手のシーンがあった。詩を読んで
ryo
4.2

音と映像とモノローグを中心に調律師の女性の人生を断片的に見せていく。
多くの喪失、別れを経ながらも音に耳を済ませて淡々と主人公は生きていく。しかし胸の内にはそれらに対する思いが残っている。
登場人物…

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Uni
4.1
これはあまり出会ったことのない質感を持っている。筆跡の粗く残る油絵の表面のような。なんでこんなに自然にこちらに染み込んでくるのだろう?余計な台詞がないのがすごくすごく良いな。
行動の一つ一つが生きることと繋がっている。だから生きる悦びや儚さも知っている。私たちは知らない。奇跡のドラマ

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