2014年に、アカデミー短編映画賞を獲得した作品。
わずか20分の中に凝縮された内容が深かった。サリー・ホーキンスの演技力の高さが、如実に表れていた。
ちょっとした表情の変化で、彼女が考えていることが伝わってくるので、こちらも、同じ気持ちになり、ハラハラさせられ、最後には、涙も出そうになった。電話で話す演技って、さぞかし難しいだろうと思うのに、ほんと、見事だった。
そして、ジム・ブロードベントも、素晴らしかった。電話で、声だけの出演なのに、彼の姿が見えてくるようだった。
ラストに出てくるジャズクラブは、ロンドンのRonnie Scott’s という店らしい。