このレビューはネタバレを含みます
ラスト不動産業者の男との再会。パリの動脈に関して納得。そして英語はどこで覚えたのかとさらに聞きこむ。金になる話ではない。
彼ははじめ何が何でもお金を手に入れたかった。足元を見られないため、すくわれないために、交渉手段として事前に情報を収集していた。相場はどれくらいなのかと。信用性の高い情報だという裏付けも。そこで終わっていた。建前上のものと言いましょうか。自分に有利となるような情報を求めていたわけだ。
この彼の心境の変化が見もの。明らかとなっていく真実と、解消されていく想いがある。しかしそこまでがね・・・
とある男女の密会・不倫から、その後の世代への影響・余波が事態を複雑にしていたそうな。それはまぁ複雑でぎくしゃくしたものでしたよ。
ばあさんの娘と、ばあさんと娘が住むアパートを相続した息子の辿って来た人生。この人たちももう人生の後半に入ってるか差しかかってる世代ですは。それが様々な想いがある中、なんやかんやね・・・、晴れていく。
そっからのオペラ歌手Sophie Touitouとのデュエットね。素敵だった~。