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リリーのすべてのmaiのレビュー・感想・評価

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.3

『リリーのすべて』
私には愛とは何かを問う物語にみえた。
愛とは相手を生かすこと。その人が自分らしくいられるように。そして時には自由に飛べるように解放してやらねばならない。しかしそれは自分の願いからはかけ離れているかもしれない。ゲルダに人間らしい葛藤をみた。真に愛することは容易ではないのだ。
そして芸術。芸術は作者の心象風景である。だからこそ、小手先でなく心から生まれた芸術作品はひとのこころをうつ。
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