みーくる

リリーのすべてのみーくるのネタバレレビュー・内容・結末

リリーのすべて(2015年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ポスター右の女性、初見でサリー・ホーキンス…?と思ったらファンタスティックビーストの主人公の人と知ったときは笑ってしまいましたが、観始めて単なる耽美な映画ではなくトランスジェンダーに関する真面目なお話とわかりました
LGBTがテーマの作品は数本観ていて(またこういうのか…)と感じることが正直多いのですが、こちらは社会運動的な色が強すぎることなく、世界観は美しいものの変に美化してもおらず、素直に受け取れた
結婚6年目で序盤で描かれたような関係を保ったり、新たな信頼関係を築いたりできるのは素晴らしいと思います
夫の女性になりたいという願いを受け入れるのは覚悟のいることでしょう、特にこの時代ですからね
リリーがあらわれるまで彼は内なる苦悩を絵画に昇華させていたのでしょうか
エディ・レッドメインの表情の魅力、何でしょうね、本当に惹きつけられる
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