とか26

ゴーストバスターズのとか26のネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
1.5

このレビューはネタバレを含みます

最新作の【アフターライフ】まで含めても
武器とかエフェクトの多さ、派手さは群を抜いて
シリーズ1だったんだけど、
作中通してずっと派手なので
ストーリーもずっと
同じシーンの繰り返しに見えてきて飽きる。

ゴーストバスターズシリーズが
アフターライフも含めて
ストーリーの新鮮味失ってるのって、
一作目を神格化し過ぎて
ストーリーラインまで一緒にしてるのが原因で、
なぜにあんな面白くもない話を
量産し続けてるのか本格的に理解できない。
このシリーズの魅力って
プロトンパック以外に何があるんだ。。

アフターライフなんかは
他の面白みを付け足そうとして、
子ども主人公っていう
シリーズ史上最高のアイデアを投入してたけど、
今作は女性チームに変更しただけで
キャラクター自体の面白さは皆無だった。
ホルツマンがああ見えて
子どもがいる母親だったらカッコいいし、
アビーがああ見えて俊敏な戦闘狂いでも面白い。
1人くらい
ゴーストが見えてない人がいても面白いし、
逆に幽霊が怖過ぎて
悲鳴上げてるだけの人がいても面白いのに
そういう個性が全くなかったのは残念。
ホルツマンが良いキャラしてる!っていう
評判を知って観てみたけど
特に面白いキャラではなかった。
ああ見えて妹キャラだとか、
アビーとホルツマンが
見た目がまるで似てない姉妹だとか、
もう少しひねりがあって欲しかった。

受付なのに、電話取れないし
いちばんガタイ良いのに戦闘要因じゃない、
バカが人格持っただけの
クリス・ヘムズワースのキャラだけが
ちゃんとキャラクターやってて面白かったです。
敵キャラである
ローワンのビジュアルがあまりにも弱過ぎて、
こいつにボスキャラ背負わせるには
重荷が過ぎるだろと思ってたら、
その座をクリヘムが横取りしていったので
逆にローワンが不憫だった。
クリヘムがバカのふりしてるボスだったとかなら
おおーってなるんだけど、
ローワンという存在は本当に必要だったのか…笑

前半に出てきた、
中指立てておちょくってくる学長?みたいな
個性的なサブキャラが出てきたときは
期待できそうだったんだけど、
サブキャラ遊びはそこだけでした。

ひとつ画期的だったのが、
映画画面の上下の黒帯を
映像の飛び出し演出の1つとして使ってたこと。
今作の派手な使い方だと
スパイキッズ的な子ども映画感が強まるけど、
有効活用すれば面白演出が沢山出来そうなのに
ほとんど使われてないのは勿体無いなー。

ビル・マーレイに関してはそもそも嫌いなので
出てきても嬉しくないんだけど、
ファンですらこんな登場で喜んだんか…?
1作目のルート通りに進みながら、
1作目のキャラを敵として出すっていう。
歪な作りしてたー。
そいで【アフターライフ】の前にもう、
旧キャストさん ほとんど出てしもてんのかい。
受付の人以外みんな出てた。。
旧キャストたち、作品選び 大失敗してるー。

デスメタルバンドのライブ会場で、
ゴースト捕獲して喝采浴びるみたいなの
やっぱりご都合が過ぎるから気分が萎えるー。

シリーズ1面白かった、
【アフターライフ】の続編に期待して寝ます。

ありがとうございました。
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