はる

ゴーストバスターズのはるのネタバレレビュー・内容・結末

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

旧作の延長で作られた映画なんだと思っていたら、完全なリブート作品だったんですね。旧作を観ていなくても分かる作りになっていました。ただ、エンドクレジット後に流れる映像は旧作を観ているとニヤリとできるので、観てから行くとなおのこと楽しめるでしょう。

旧作よりもいろいろとグレードアップしていて、個人的にはこっちのほうが好きです。ゴーストを退治するための道具もバリエーション豊かになっていて、ゴースト退治のシーンもアクション的要素が加わっており、男性主人公版より雄々しかったです。というか「強い(物理)」って感じ…ビンタで除霊してたし…。あと女性版ブロマンスというか、友情要素も強化されていました。
コメディ的な部分も強化されてて、ずーっと笑ってました。特に好きなのは、フェスのシーン。ダイブしたときに背中からベチっと落ちるシーンとか、人気のないバンドあるあるかよ!と思って笑ってしまいました。ホルツマンが勝手にギター破壊するシーンとかも、お前がやるんかい!と笑ってしまいました。
ゴーストがなんかぶっかけてくるシーンとか、ビームを発射するところは、思わず肩がびくっとなるレベルの出来だったので、3Dで観たほうが楽しいかもしれません。

出てくる音楽が好みで、ホルツマンが研究しながらかけてた80'sっぽい音楽とかよかったです。踊りたくなりました。

予告のときから楽しみにしていた受付係のクリヘムですが、これがもう本当にすごい破壊力で、「クリヘムファンの人、息してます???」と心配になるくらい、クリヘムファンへのサービスが過ぎていました。
クリヘムが自身の役を「Puppy」と評していましたが、いやいや犬はもっと賢いよ…あなたの役は知能指数がゼロというよりマイナスだよ…!と思いながら観ていました。もうすごいバカというか、「よくこれまで生きてこれたね!?」って心配になるレベルでした。
エンディングロールのときもクリヘム推しがすごくて、いつもならスタッフロールとか目で追ってるんですけど、もうそんなの観てる場合じゃなくて、ずーっと後ろで流れてるクリヘムを観ていましたよね…!もうめちゃくちゃ可愛かったです。ヒロイン力53万や!!!!!!

前述したように3Dで観るほうが楽しい映画なので、IMAXの3Dでもう一度観てみたいなと思いました。
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