天豆てんまめ

ズーランダー NO.2の天豆てんまめのレビュー・感想・評価

ズーランダー NO.2(2016年製作の映画)
2.9
アカデミー賞ハプニングの話題冷めやらぬ感じだけど、
ラジー賞最多9部門ノミネートの本作を観る。

「1」を観たか、観ていないか記憶が飛んでいるのだが、別にいいだろう、
と鑑賞し、あまりにナンセンスなのだけど、ナンセンスの上に面白かった「オースティン・パワーズ」に較べ、面白くない、、ギャグが滑る。

ベン・スティラーの面白味がよく分からず、
相棒のオーウェン・ウィルソンもいつもの感じだが、その愛人9人の
中にキーファーサザーランドがいるのはウケた。「24」のジャックにしか見えないが、彼の子供を宿している(笑)
敵役のウィル・フェレルはいつもの顔芸だけどいつもの方が面白い。
そして彼の妻にクリステン・ウィグだが顔を特殊メイクしすぎて、もう彼女だと全く判明できない(笑)見事にラジー賞助演女優賞を獲得した。
そして、冒頭からジャスティン・ビーバーが機関銃で100発位撃たれて亡くなってから、次から次へとカメオ出演の連打。五輪真弓にしか見えない黒髪長髪のベネディクト・カンバーバッチから、ジョン・マルコヴィッチやスーザン・サランドンに加え、アッシャーにケイティ・ペリーに、アリアナ・グランデに、スーザン・ボイルまで、、ファッション界からは「VOGUE」編集長のアナ・ウィンターにマーク・ジェイコブスに、トミー・ヒルフィガーが本人のまま出て、ファッション業界を巻き込んでいるのだけど、ファッション感全くない。

ほとんどギャグは笑えなかったのだけど、見続けられたのは、数々のカメオ出演に加え、ヒロインのベネロペ・クルスが相変わらずセクシーだったから。水着シーンに加え、ミラ・ジョヴォビッチとのムヤミに絡み合うキャットファイト(笑)に、彼女を観ているだけで楽しい。もう42歳かぁ。でも全く見えない。スタイル抜群超セクシー。ベネロペ・クルスとモニカ・ベルッチは女優界のセクシー殿堂入りだと思うけど、やはり、スペインとイタリアといったラテン系美女は何か違うんだろうな~。私の父親もスペイン旅行から帰ってきた時に「スペインは美女ばかり」と私に耳打ちしたのを覚えている(笑)

ということで、バカバカしい前提で、出演陣(特にベネロペ)を楽しむ映画だと思う。