SW新たなる希望の前日譚としてのスピンオフ作品、満足な出来かと。
主人公ジンがキャシアン、チアルート、ベイズ、ボーディーらの反乱軍の仲間と信頼関係を得る課程が唐突だったかな。帝国軍パイロットのボーディーが何故脱走して反乱軍に加担したのはガレン・アーソとの交流があってこ事なのだろうけど掘り下げて欲しかった。1本で完結させなくても良かったのかもしれない。
一方でやはりロボ萌えさせたのがK-2SO、ドニー・イェン演じるチアルートがフォースを盲信する盲目のキャラにはフォースを持たない者としての物哀しさがあった。そしてフォース版の南無妙法蓮華経と唱える所が白眉だった。
本作は作りとしてはデス・スターの大きさや威力を思い存分描写しておりエピソード4のクライマックスの危機の深刻さを加えると同時に作品の深みを加える事に成功している。
最後にレーアの登場も驚いたが、故ピーター・カッシングの途上場面が多く不自然さもなかった所。思わずおおっとなった。
