うわぁ~、何だろ不思議な映画
もちろんわかってますよ、群像劇に“したかった”ことは
巷では、テディ・レイモンド(トム・ベレンジャー)という作家が書いた自己啓発本「救いの手」がすごい人気・・・ただ、作者は一切人前に姿を現しません
確かに最後の朗読会には作者をはじめ、これまで登場してきた人々、すなわち“群像”が一堂に集まります
これこそ、それぞれのエピソードがひとつに結集する瞬間、群像“劇”だぁ
・・・となる“ハズ”なんでしょうが、何かワチャワチャ、ゴチャゴチャしただけ?みたいな このモヤモヤ感、自分だけなんでしょうか?
確かにいくつかの恋も実りましたし、この映画のテーマ『自分次第で人生は変わる』んだ、と目覚めた人もいるんですけど・・・
しっくりこないんですよねぇ
これを機会に、自分なりに群像劇についてもう一度考えてみようと思います それにしても不思議だぁ
【追伸】
自分を混乱させた一因に、あのシルヴェスター・スタローンのキャラクターがあるのかもしれません
ネット新聞を開設している自信家の“嫌な奴”的な男かと思えば、ラストでは作家相手に“ワケワカメ”な説教をぶってます
こんなスタローン観るの初めてで、こっちがたじろぎました
それ以外の役者さんたちはそれぞれ役をこなしていたのですがね(笑)
【脱線】
女性受刑者のコレット(キーラ・セジウィック)がチャンネル争いから投げ飛ばされるシーン・・・思わず「危ないっ!」と声が出るほど危険な投げでした(スタントさん大丈夫だったかな)
関係ないけど、彼女ジュリア・ロバーツに似てません?
銀行強盗にダニー・トレホだぁ・・・あえなく射殺って、こんだけ?