daiyuuki

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のdaiyuukiのレビュー・感想・評価

5.0
旧北極基地でのマリと第3の使徒との戦いで始まり、アスカ来日から第10の使徒との戦いにおけるエヴァ初号機の覚醒(ニアサードインパクト)までを描く。

社会現象を巻き起こした「ヱヴァンゲリヲン」シリーズを全4部作として新たに製作した劇場版第2弾。新キャラクター、真希波・マリ・イラストリアスを加え、大きな運命を託された14歳の少年・碇シンジの物語はTV版とも違う未知の領域へ突入する。

待望のエヴァンゲリオンの新作、ストーリーも絵も戦闘シーンもグレードアップしています。
自分自身や他人や世界と傷つくのを恐れずに向き合うように成長していく主人公シンジやレイ、アスカなどの登場人物に感情移入してしまいます。
最初の真希波・マリ・イラストリアスがエヴァで使徒と闘いを楽しみながら、立ち向かうシーンや3人で落下する使徒と立ち向かうシーンや日常生活や学校生活や水族館や戦闘の後に語らうシーン(水族館でのシンジとレイ、エレベーターでのレイとアスカの会話シーンが印象的)やラストの使徒に取り込まれたレイを助けるために使徒とシンジが戦うバトルシーンは、心揺さぶる物がありました。序に比べると、学園シーンを多くすることで、傷つくのが苦手で人付き合いを避けてきたシンジ、エリート意識の強いアスカ、レイの成長が丁寧に描かれ、使徒との戦闘シーンも迫力満点で、カオルとマリの本当の目的も気になり、続編が楽しみな面白い映画でした(≧∇≦)
daiyuuki

daiyuuki