kumada

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破のkumadaのレビュー・感想・評価

3.0
先日「序」を見たので、「破」を見ました。ヱヴァンゲリヲンというシリーズは映画だけでストーリが理解できるようには作られていないのでしょう。私のような初心者には、大人の都合で乗らされているのにいつの間にか自分の意志で乗っているかのように洗脳されている中学生にしか見えません。別にいいけど。

使徒のデザインは秀逸ですね。変幻自在で外見はとても無機質。結晶のようだったり、完全な球体だったり。だけど破壊されると真っ赤な血が流れます。本作でヱヴァンゲリヲンが巨大な人間であることがわかりました。内臓も骨もある。ということは初号機とか2号機と呼んでる機体の違いは何でしょうか。外装が違うだけ?ヱヴァンゲリヲン同士の戦闘シーンに流れる場違いな音楽は、とても効果的な演出だと思いました。

人類補完計画という言葉がまた出てきました。この計画がヱヴァンゲリヲンシリーズを貫くテーマなのね。このシリーズはキリスト教を絡めたファンタジーとして見るべきなのでしょう。リアルさを求めていけない。
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