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インデペンデンス・デイ:リサージェンスのnnnのネタバレレビュー・内容・結末

2.9

このレビューはネタバレを含みます

インデペンデンス・デイ待望の続編。実に20年ぶりの続編であり、まさか続編ができるなど当時は思わなかっただろう。

ならばエメリッヒ監督はどうしてここまで作品を駄作にしてしまったのか。
映像は迫力あるし、インデペンデンス・デイのキャラクターが再登場するのも嬉しい。だがしかし、まさにそれだけ。

まず第一にヒューマンドラマ部分が薄い。誰にも感情移入できない。

次にエイリアンとの対峙だが、あまりに絶望感がなさすぎる。今作はマントルに向かって掘り進むのと重力で大陸持ち上げた以外は何もしてないイメージ。しかも重力シーンは予告で流れてたから、全然予想範囲内すぎる。

前作はもっと人類は追い詰められ、苦肉の策をうって、やっと倒したはずだ。最終的に宇宙戦争や2012のパクリみたいな映画に成り下がっている。

最後に、エイリアンの知能について。あんな怪物でも知能だけはあるはずが、最後の無駄な隙や目の前にある物体に攻撃しまくるラスボスの無能さは何なのか。

他にも大統領の無駄な突っ込みへのフォローがなかったり、主要キャラ以外の描写がなかったり、急に要らないバスが戦場を走ってたり、見ていてよくわからなかった。

非常に残念極まりない作品だったのだが、映像は凄まじかったし、アクションもまあまあではあった。頭をからっぽにしてみれば、楽しめはする。
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