サウスポーのNYのレビュー・感想・評価

ロッキー1とレイジング・ブルを足して、かなり砂糖を振りかけたボクシング映画。

序盤の衝撃的展開や娘との交流、ボクシングシーンの迫力など所々良いのだが、突き抜け切れていないのが残念。

見所は主人公のホープを演じる、ジェイク・ギレンホールの肉体改造。同時代を生きるデニーロの趣き。本当に良い役者になったものです。

ホープとトレーナーを本気にさせた、ある若い黒人の練習生のエピソードは些細なシーンだが、大変重要だと思った。