西本奈津子

64 ロクヨン 後編の西本奈津子のレビュー・感想・評価

64 ロクヨン 後編(2016年製作の映画)
4.9
64(ロクヨン)」を映画化した2部作の後編。昭和64年に発生し、犯人が捕まらないまま迷宮入りした少女誘拐殺人事件・通称「ロクヨン」。事件から14年が過ぎた平成14年、新たな誘拐事件が発生。犯人は「サトウ」と名乗り、身代金2000万円を用意してスーツケースに入れ、父親に車で運ばせるなど、事件は「ロクヨン」をなぞっていたが……。後編は原作とは異なるラストへと向かっていく。

7日間しかなかった、昭和64年に発生した『身代金少女誘拐殺人事件』を模倣した事件が発生した。事件が進めば進む程
被疑者か関係者しか知らない当時の犯行行動に類似しており...。ラストは衝撃的な結末に...。

昭和64年に起きた『身代金少女誘拐殺人事件』の犯人が無事時効前に逮捕となるが、その代償があまりにも辛く切ないラスト。