2時間もあった前編の伏線は
いったいなんだったのか。
唯一と言っていいのは
天宮(被害者の父)の電話帳くらいだろう。
突然の64模倣誘拐事件が起こり
前編であれだけ最後に熱弁した実名報道のくだりは
霧散して模倣事件へと焦点が当てられる。
しかし、模倣事件もあんな回りくどいことをして
結局なにがしたかったのかよくわからず。
誘拐された気持ちを味合わせたかっただけなのか。
あんなことするくらいなら
警察に任せた方が良かったんじゃ。
犯人が連行されていくところで殴ろうとするけど
それならもっと直接的に復讐するのでは…。
模倣事件後の展開も
事件当事者よりもただただ三上の独壇場。
三上の娘の話も前編からやってきた割には
それで終わりかよ!って感じ。
せっかく演技が素晴らしいのに
役者が豪華なだけの映画になってしまったかな。