のりちり

父を探してののりちりのレビュー・感想・評価

父を探して(2013年製作の映画)
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生活ができなくなり、都会に出た父を追って旅に出た少年。
田舎は田舎で、のんびりして、とてもいいところ。
でも、それじゃいけないんだ。

最初に会った老人。
病気で仕事を首になる。

その次、会った青年。
自動化が進み職を失う。

世界は、どんどん進むが、取り残される人も多い。
そんなことは関係なく進んでいってしまうのが悲しくなる。

そして、気づく。
老人、青年、すべて自分だったことに。
田舎に帰ってきたら、家は荒れ果てていた。
でも、周りの人は自分の暮らしを取り戻していく。
なんだか明るい未来がありそう。
老人でも間に合うかな。

色がきれいで、言葉は要らない。
こんなに黒い色が嫌だと思ったことはない。
世界は言葉がなくても、通じるんだ。
のりちり

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