父を探しての作品情報・感想・評価

「父を探して」に投稿された感想・評価

yoruichi

yoruichiの感想・評価

3.7
単純な絵と豊かな色彩で 絵本を見ているようなほんわかした気分で始まったのだが どんどん不安と切なさでいっぱいになる。ブラジルの独裁国家、過酷な労働、高度成長から起こる汚染などの問題提起アニメ。台詞が無いのと ほぼ同じ顔で描かれているので 明確さは無いが ぼやっとなら理解できる。緩い明るさがあるので ボケっと見ていられると思ったら どっしり重かった。
milk

milkの感想・評価

3.5
まぁまぁ面白かった

セリフというセリフはなく、ほとんど効果音と美しくシンプルな絵で淡々とストーリーが進んでいく。

視聴者の想像力がとても大切で、あまり考えずに映画を観たい人には不向きである。
逆に言うと、視聴する側の受け取りかた次第で一つの映画から百通りの解釈が出来るほど、表現が豊かな映画だと私は考えた。

余裕があれば見て欲しい一本である。
アニメーションも音楽もよかった。内容はハード。最後の10分くらいは頭を垂れて(自分のことは棚に上げて)。
絵本のようは世界。
主人公の少年かわいすぎる、LINEスタンプほしい。

工場で働いてる人が印象的だった。
自分もAIに職を奪われないようにがんばります…
初めて観たブラジルアニメ。

文明の描き方に最高に皮肉が効いてる。
絵のタッチが明るい時にも暗い時にもどちらにも作用できるタッチ。
この絵柄のアニメだからこそできる表現の発想が面白かった。

父を探して旅に出る少年。
その背景に広がる労働者階級と資本家階級。貧富の差。
ブラジル国内のみの問題には止まらない。
僕が安いとか高いとか言って着ているこの服にも少なからずこういうストーリーがあるのでしょう。

あんな大きな鞄に家族3人の写真1枚だけ携えて持ってく主人公。大事なものなんてきっとそれだけで良かったんだろうなぁ。
家族の回想シーンは思わず泣けてきちゃいました。相変わらず家族ものに弱い。
わあ

わあの感想・評価

4.5
社会派アニメだけど、色彩感覚が素晴らしすぎる
ずっと観てられる
最後は鳥肌だ
これぞトラウマ映画
CHEBUNBUN

CHEBUNBUNの感想・評価

4.3
【猛毒アニメここにある】
『ぼくの名前はズッキーニ』というエクストリームハードなアニメが公開されるが、Netflixにもエクストリームハードなアニメがアップされていた。その名は『父を探して』。アカデミー賞にもノミネートされたブラジル産アニメだ。

可愛くNHKタッチのアニメに油断しがちだが、これがエゲツない。舞台は農村の一家。父は出稼ぎで村を去る。いつまでたっても帰ってこない父に痺れを切らし、少年は都会へ向かう。その珍道中をセリフなしで描く。

ここから壮絶なブラジル社会情勢批判が始まる。巨大農園では無数の人々が、圧の強いボスの元働く。病気だったり、虚弱だと即クビになる。

また少年はある青年の家に上がり込むが、青年は疲れきっておりボーっとテレビを見続ける。少年の質問には答えない。明るく華やかな夢を語るテレビに吸い込まれていくのだ。これって日本におけるスマホ中毒、SNS中毒だよね?と思うと鳥肌が立つ。貧しさと忙しさが合わさると、人から行動力を奪う。日本も他人事ではないと感じた。

そして、不気味な大量生産の仕組みを表す場面等サイケデリックなシーンが畳み掛けてきて1時間の映画にも関わらずどっと疲れた。

これはオススメだ!
どんなほっこりエピソードなんだろうと思ってみたらすごくメッセージ性の強い作品だった。
序盤は少し退屈に感じるかもしれないけど我慢強くみていると引き込まれていくはず。
愛斗

愛斗の感想・評価

3.5
可愛らしい絵柄で油断させておいて後半かなりグッサリくる内容だった。
音楽がすごく耳に残る。気付いたら口ずさんでしまう‥‥
yukichi

yukichiの感想・評価

4.5

非人動的な世界なんて人間のすむ世界じゃない
カラフルさを失うことも忘れて黒みに覆われたことも忘れて光りも影も何者でもなくなるんです。

唯一の救いは鳴り止まない笛の音
>|