近年非常に楽しめたアニメ作品「夜明け告げるルーのうた」や「ぼくの名前はズッキーニ」が両方ともアヌシー国際アニメーション映画祭でグランプリを獲得しているので他の受賞作も気になり鑑賞。
クレヨンや色鉛筆で描いた様な可愛らしい絵柄の少年が繰り広げる地獄めぐり。
ブラジルの現状とも言えるが全世界共通のテーマとなっている。
台詞らしい台詞は無いし、観客を信用した削ぎ落としたストーリーテリングは大好きです。
ラストもいいです。
日本のアニメも近年面白い物が多いですが多くの物が内側というかドメスティックな物が大半なので配信サービスも充実してきた現在、日本アニメの底力をもって世界を驚かせて欲しいです。
アヌシー国際アニメーション映画祭は要注目になりました。
日本人では宮崎駿、高畑勲、湯浅政明がグランプリを獲得しているあたり分かっていますね。