2011年に急死した歌手エイミー・ワインハウスを追いかけたドキュメンタリー。
アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品。
歌う事が好きな女の子が芸能界やマスコミ、薬物に汚されて身を滅ぼしていく、芸能人残酷物語のテンプレートのような人生を歩む事になってしまった彼女。
まあ、薬物に関しては付き合った男が悪かった気がしないでもないが(笑)
エイミー・ワインハウスをしっかりリスペクトしているドキュメンタリーのお手本のような出来。
故に、アンヴィルやキング・オブ・ベルサイユ、シュガーマンのような能天気なドキュメンタリーが好きな自分には映画としてはそこまで嵌らなかった。ただしエイミー・ワインハウスに興味を持たせるという本質に関しては十分に役割を果たしているし、優秀な作品なのは間違いない。
